鮨とシチリア・ワインのペアリング。うーん、発見多し!?

白ワインはもう2種類。マルヴァジアから造られた『ディディメ』と、インツォリアとソーヴィニヨン・タスカをブレンドした『ノッツェ・ドーロ』。前者は火山性土壌特有の苦味を伴うミネラル感があり、渋みをもつタイラ貝とのマッチングが絶妙。後者はイタリア語で“金婚式”を意味し、アルベルト伯爵の祖父が金婚式を迎えるにあたり、夫人への感謝の意味を込めて造ったワインだとのこと。じつにパワフルな集中度をもち、マグロのトロにもヒケをとらない。

この日唯一の赤ワインは、エトナの火山性土壌で栽培されたネレッロ・マスカレーゼから造られる『イル・タスカンテ』。エトナ火山の溶岩の塊を段々畑にしているという。さほど濃くはないガーネット色に気を許していると、口に含んでびっくりの凝縮感にストラクチャー。

『イル・タスカンテ』
Photo:Tadayuki Yanagi

「料理なくして飲めないワイン」とアルベルト伯爵がおっしゃるとおり。個性の強いものの組み合わせるのがおすすめというので、合わないのを覚悟の上でコハダと試せば、なんと合うではないですか! 個性と個性がぶつかり合いながら、次第に打ち解けて、最後は握手を交わす感じがじつに面白い。

Photo:Tadayuki Yanagi

とまあ、寿司とシチリアワインとのペアリングを大いに楽しんだわけである。

 

Photo:Tadayuki Yanagi

■問い合わせ先

タスカ・ダルメリータPRジャパン 03-3461-2383