HAJIMEの料理は進化する人間の真の食事のあり方を示している!?

人間とロボット #4

これまで、食べ物に関しては、正直特段の興味は持っていなかった.もちろん、好きな食べ物は何かと聞かれれば、幾つか答えられる。たとえば、カップヌードルだったり、プッチンプリンだったり。カップヌードルは世界を救う発明だと思う。味も悪くない。プッチンプリンは非常に完成度が高く大抵のプリンよりもおいしい。

私の食に対する興味とはこの程度のものだった。食べることを心底楽しむというより、その技術や食品としての安定性のようなものに関心を持っていた。

ところが、HAJIMEの料理と出会って、心底料理を楽しむことを経験した。

私が料理そのものに対して、ある程度の興味しか持たなかったもう一つの理由は、自分でもかなり料理をすることにある。それなりの腕だと自分では思っているので、人が作った料理に対して感動することが少ない。しかし、HAJIMEの料理は自分では簡単に作れない全く別次元の料理だった.

HAJIMEの料理でまず驚かされるのは、その美しさである。出される料理そのものが芸術になっている。大抵のレストランでは、芸術として完成度を極めた盛り付けはされない。おそらく、食材の持ち味を生かすというコンセプトがあるからだろう。ただ、そのような盛り付けを見ると、いつもそれが食材であることを言い訳にしているように思えたのだ。

写真提供:HAJIME
Photo:HAJIME