瀬戸内国際芸術祭は、世界に誇れる“アートの巡礼地”である!?

アートうたかたの記 #9

遅ればせながら今年は秋会期に滑り込んだ、瀬戸内国際芸術祭。

ゆったりと流れる島の時間に身体のリズムを合わせ、急がず焦らず欲張らない旅を心がけた……と言いたいところだがそうはいかなかった。

どうしても見のがせない展示とパフォーミングアーツが多すぎて、4泊で4つの島と地域を廻るという盛り沢山のツアーとなった。

とはいえ、それが島々を行き来する船の連絡から立てることができる限界のプランなのだ。

都市生活で自分をかなりイケてる行動派と思っている者にとっては、この不便さこそ、どうにも動かしようのない海という存在の大きさを知る機会となる。