屋久島へ行っても、縄文杉へ行かない旅が好き!?

オイシイ旅 #17

わたしの最近お気に入りの屋久島の旅は、縄文杉トレッキングへ行かない旅。

もちろん、縄文杉へのトレッキングは、いいガイドさんと一緒だとすごく楽しいし、屋久杉にパワーをもらえると思う。でも、一日がかりでへとへとになるし、それなりの装備もいるし、気合いも必要。しかも、2泊くらいだとほとんど縄文杉のためだけに屋久島へ出かけたということになってしまいます。

そこで! 思い切って「縄文杉へ行かない」と決断した途端に、ものすご~くゆったりした屋久島時間を過ごせることになるのです。

わたしの屋久島へ行きたい理由のひとつは、このハンモック。空港から島をぐるりと半周して、いなか浜にぽつんと建つ「送陽邸」という宿へ。そのデッキテラスがここです。2泊できる時も真ん中の1日はどこへも行かずに、このハンモックでぼーっと海を眺めています。

浜の集落のような雰囲気の送陽邸は、ちょっとだけ島の住人になったような気分。ヨーロッパからのゲストも多くて、いい雰囲気です。宿のホームページとかはなくて、『Booking.com』から予約するか、電話が主流。そんな振り切った感じも宿の個性になっているのかも。

この宿でもうひとつお気に入りの場所はお風呂。寄せては返す波、茜色に変わっていく夕暮れの空。近くの集落から引いた鉱泉水を沸かしているので、鉄分のある赤茶色の湯です。

海に面した食堂で屋久島の恵みを炭焼きに。もちろん、合わせるのは「三岳」のロック。今や人気ブランドにもなった屋久島の焼酎です。