自然の恵みを食べる健康的イタリアン ~福島県福島市 オステリア デッレ ジョイエ Vol.1

『オステリア デッレ ジョイエ』は普段着で気軽に行けるイタリアン。ボリュームたっぷりの美味しい野菜と、絶妙な焼き加減の肉料理、素材の持ち味を生かした美しい料理の数々にリピーターが絶えない。コスパの良さも評判となり、平日でも予約必須の超人気店だ。

野菜は無農薬や有機にこだわった農家から直接仕入れ、肉は貴重な短角牛や自然放牧豚など恵まれた環境で育った健康的なものばかりを選んでいる。

「心、体、環境にとっても自然なものを日常的に楽しんでもらいたい」とシェフの梅田勝実さん。

土地の恵みがすーっと体に入り、心にも幸せを感じる。オーナーシェフの梅田勝実さんは関東で料理人としてのキャリアをスタートし、同じく福島市にある人気イタリアン『トラットリア・ラ・ワサビ』を立ち上げた後、本場イタリアに渡り修業を積んだ後にこの店をオープンした。

生産者との関係を軸に、正直に真面目にこつこつと。体と心が喜ぶイタリアンは、特別な日だけではなく、毎日でも食べたくなるような健康的で自然な味がする。

梅田シェフ

 

—梅田さんはもともと福島のご出身ですか?

自分は千葉出身で、はじめは何件か関東圏の店で働いていました。妻の実家が福岡で、義理兄がイタリア料理屋(前出の『トラットリア・ラ・ワサビ』)を開くにあたり軌道に乗るまで手伝うことになりました。

その後イタリアに修行に行き、帰国後に自分の店を開くことになりました。

 

—イタリアはどこに修行に行かれたんですか?

ピエモンテとトスカーナのお店です。

 

—お店の外観が、お家みたいで素敵ですね。

あ、そうなんです。店がオープンして丸6年、今年の2月に移転しました。どうせやるなら、生活も仕事もともにやりたいという思いで、住居とレストランが一体となった“一軒家レストラン”を建てました。

 

—今後もずっと福島の地でイタリアンを?

オープンの翌年に震災が来てしまいました。原発事故の影響も多く、食を生業としているものとしては真面目に受け止めなければいけないと考えました。

様々なことが起こり 現在もまだまだ課題は残ります。

そんな中で、自身の土地を愛し、人と自然に思いを持ち、課題を受け止めて行動している魅力的な農家さんや飲食店の仲間がいる事を再確認できました。

そうして、最初の3年間はほぼ福島のものを使わずにやっていたのですが、「食を通してこの土地から 発信していきたい」という想いが生まれてこの地に根を張ることとなりました。

イタリア料理を好きになった理由でもある郷土愛を表現していきたいと思います。

 

—食材はどのように集めていらっしゃいますか?

人と人の繋がりの中で、信頼関係を築きつつ、なるべく食材や土地に負担をかけないつくり方をしている生産者さんから野菜や牛肉、豚肉を直接取り引きさせてもらっています。

どのような人が、どんな想いでつくっているのかが大切なんです。経済優先で考えられることと、そうではないことがある。

生鮮食品に関しては、大切なことは経済だけではないと思っています。

 

—なかでも“これは!”というオススメ食材を教えてください。