なぜアウディはWECから撤退するのか?

近頃Audiが気になりませんか!? #13

先週末、富士スピードウェイで開催された世界耐久選手権(WEC)第7戦富士6時間耐久レースは、スプリントレースさながらの接戦となった。

ポールポジションを獲得したアウディ8号車は、トップのトヨタ6号車にわずか1.4秒差の2位でフィニッシュ。念願の富士スピードウェイでの初勝利には手が届かなかった。しかし、それ以上に衝撃的なニュースが複数の海外メディアから発信された。

それは、2017年シーズンを最後にアウディがWECから撤退するというものだった。

1999年にル・マン24時間レースにR8で初参戦し3位入賞を果たす。翌年2000年には、1位から3位まで表彰台を独占。2001年、2002年も優勝し3連覇を達成する。2004年は日本のレーシングチーム『チーム郷』が総合優勝、ドライバーの荒聖治が日本人2人目のチャンピオンとなる。

2006年からはディーゼルエンジンを搭載した『アウディ R10 TDI』を投入。ディーゼルエンジン搭載車として初めて総合優勝を果たす。

2009年からは第2世代のディーゼルエンジンを搭載した『アウディ R15 TDI』を投入。2010年に4回目の1-2-3フィニッシュを達成する。2012年にはハイブリッド技術を搭載した『アウディ R18 e-tron クワトロ』を駆使して、ハイブリッドマシンとして初めての総合優勝を成し遂げた。