ウォン・カーワァイ監督『欲望の翼』のエンディングには「ジャングル・ドラムズ」が流れる

オトコ映画論 #33

1990年のウォン・カーワァイ監督・脚本作品『欲望の翼』(原題:阿飛正傳、英語題:Days of Being Wild)は、1960年代の香港の若者たちの恋愛模様を描いた群像劇。レスリー・チャン、マギー・チャン、カリーナ・ラウ、アンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、トニー・レオンなどが出ている。

「時」を象徴する時計や、「内面」を映し出してしまう鏡が印象的に映されるほか、モノローグが多用されたりして、ウォン・カーワァイ監督のスタイルはこの作品から生まれた。

香港の第30回香港電影金像奨で、最優秀作品賞・最優秀監督賞(ウォン・カーワァイ)・最優秀主演男優賞(レスリー・チャン)を受賞した。日本では、1991年の第4回東京国際映画祭で『デイズ・オブ・ビーイング・ワイルド』のタイトルで上映されたのち、1992年3月に『欲望の翼』という邦題で劇場公開された。

「欲望の翼」
DVD発売中:1,429円(税抜)
発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント