Lyric speakerは“音と歌詞が塊として飛んでくる”熱いIoTの物体だ!?

デザインのミカタ #9

家電や住まいや乗用車などがインターネットにつながるIoTが急速な広がりをみせるなかで、モノのデザインがどう変わっていくか。

IoTは今のところミニマル&クールが主流である。アピアランス(外観)は、矩形や丸形などおおまかに言えばシンプルな幾何学的形態だが、角の丸みや面の膨らみ具合、マテリアルの感触などの質感を高めるディテールに、それぞれのモノとしての個性が込められる。

『Lyric speaker(リリックスピーカー)』は音楽と同期して歌詞が表示されるスピーカーである。黒を基調としたその四角いアピアランスはやはりミニマル&クールだ。

モバイル端末から曲を選ぶと、音楽に合わせて歌詞が透過スクリーン上に表示される。文字が現れては消えるダイナミックなビジュアル表現は、IoTの物体としてのミニマル&クールとは対照的だ。多様で熱いのだ。歌詞が心に突き刺さり、じわっと心に染みてくる。