パイパー・エドシックの『レアロゼ』は出荷本数わずか1,500本のまさに“レア”!?

ワイン縦横無尽 #24

真っ赤なラベルでおなじみのパイパー・エドシックから、待望のプレスティージュ・キュヴェ『レア』の“ロゼ”がリリースされた。

そもそもレアと名付けられたキュヴェは1985年、フランス革命前夜の1785年に創業した同メゾンが200周年を祝うにあたり、76年ヴィンテージのワインを、ヴァンクリーフ&アーペルが手がけた特製ボトルに詰めたことに始まる。

ダイヤモンドと金で装飾されたこのボトルは、当時の価格で推定100万フラン超。1フラン=30円で換算しておよそ3,000万円に相当する。もちろん、1本こっきりのワンオフ。現在はメゾンで大切に保管されている。

パイパー・エドシックでは創業100周年の1885年にも、ロシア皇帝アレクサンドル3世の宝石職人ピエール・カール・ファベルジェに特製ボトルを依頼。200周年記念の『レア』はこのボトルのオマージュであった。

85年に一般向けに発売された『レア1976』は、ヴァンクリーフ&アーペルの宝飾ボトルを模したラベルが貼られたものだったが、以来、『レア』はメゾンのフラッグシップとして君臨。途中、ラベルを金ぴかのメタルデコレーションに変えながら、79年、85年、88年、90年、98年(マグナムのみ)、99年、02年がリリースされている。