ガーシュインの「ラプソディ・イン・ブルー」が流れるとマンハッタンが浮かぶのはなぜだ!?

オトコ映画論 #27

僕が初めてニューヨークに行ったとき、ユナイテッド航空で向かった。

まるで恵比寿駅のホームに入ると、「第三の男のテーマ」が流れるように、JFK国際空港への着陸態勢になると、ジョージ・ガーシュウィンのピアノ独奏と管弦楽のための音楽作品「ラプソディー・イン・ブルー」が流れたものだ。

何ともニューヨークっぽい曲だ。ヤンキースタジアムで、ニューヨーク・ヤンキースが勝っても負けても流れる、フランク・シナトラが歌う「テーマ・フロム・ニューヨーク・ニューヨーク」よりも、もしかしたらニューヨーク的かもしれない。

それは、ニューヨーク派の映画作家だったウディ・アレン監督が、1979年のコメディ『マンハッタン』(原題Manhattan) のオープニング・シークエンスで使ったからだ。演奏は、ズービン・メータ指揮ニューヨーク・フィルハーモニックだった。

『マンハッタン 』
ブルーレイ発売中 1,905 円 (税抜)
発売元:20世紀フォックス ホーム エンターテイメント ジャパン
(C)2014 Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc. All Rights Reserved.
Distributed by Twentieth Century Fox Home Entertainment LLC.

ジョージ・ガーシュイン「ラプソディ・イン・ブルー」に乗せて、ニューヨークのあらゆる名所が、ゴードン・ウィリスによる美しいモノクローム撮影で映し出されていく。