まさに“命薬”、石垣島の海から山まで食べ尽くす『辺銀食堂』も船上に登場!?

レストラン熱中派 #23

豪華客船飛鳥Ⅱの日本一周グランドクルーズのゲストシェフ 第3弾は石垣島から『辺銀食堂』の辺銀暁峯さんと奥様の愛理さんが参加。

辺銀食堂・キッチンでの作業は、素材をきれいに洗い、整えることから始まる。真ん中が愛理さん、右が暁峯さん。「ニガナはその名前どおり苦いけれど、免疫力を高めてくれるのよ」。

石垣島の素材を使い、石垣島の伝統的な料理に新しい解釈を加えたオリジナル料理を船上で再現した。島の素材は島でしか手に入らない。しかも、葉物は7月になると石垣島でも手に入らない。辺銀さんは、わざわざ知り合いの農家に頼んで1日4回水をやって野菜を育てるという注文をしていた。

そのようにして準備した素材は段ボール100個分! 長命草、ニガナ、オオタニワタリなど、飛鳥Ⅱのスタッフも初めて見る石垣島の野菜に興味深々、全員で丸2日間、気の遠くなるような下ごしらえの作業を、通常の食事の用意と平行して行った。

そして始まったディナー。「石垣島では、食は命薬(ぬちぐすい)といいます。食べることは命の薬を身体に入れること。だから化学調味料を使わず、電子レンジも使いません」。ひたすら手間暇かけて作った料理。コースの前半に出された“石垣島の海から山までを食べつくす前菜”には15種類の料理が盛られているが、これだけで十分に元気になれそう!