広島で生産される「アバルト124スパイダー」は、日系イタリアンのオープンカー!?

近頃Audiが気になりませんか!? #6 番外編

「日本にも自動車文化を根づかせたい」との想いから、今年はじめて開催された「AUTOMOBILE COUNCIL(オートモビルカウンシル)2016」。その初日に1台のイタリア車が日本初公開された。それは『アバルト 124スパイダー』。1960年代にデビューしたオリジナルの『124スパイダー』を現代まで作っていたとしたら、まさにこんな感じでは……そんなスタイルで復活した。

アバルト 124スパイダー復活の鍵となるのは、2013年に発表されたマツダとフィアットの協業だ。アバルト 124スパイダーはマツダのオープンツーシーター『ロードスター』のアーキテクチャーをベースに、国内のマツダの工場で生産されている。提携当初はアルファロメオブランドのオープンカーを作る予定だったが、アルファロメオブランドを上級移行する方針転換により、フィアット/アバルトブランドでの登場となったと思われる。(※残念ながら日本にはフィアット 124スパイダーの導入はない。)

ではロードスターとアバルト 124スパイダーの違いはどこなのか?約100万円前後の価格差に見合ったものなのか? 今回はその辺りを見ていきたい。

ロードスターとの大きな違いは、デザインだろう。六角形のグリルやシャープで精悍な表情のヘッドライト、エンジンフードにデザインされた2本のパワーバルジは、ひと目で124スパイダーとわかるデザインに仕上がっている。リアビューでは、水平基調のデザインやスクエアなテールライトが、オリジナルの124スパイダーのデザインDNAを継承している。