クルーズ船飛鳥Ⅱでの楽しみ、有名シェフの特別ディナーとは?

料理の考え方はいい素材をシンプルに調理するという、時代にあった内容だ。それでもロングクルーズともなると、さすがに変化を求める乗客が多くなる。そこで、ゲストシェフによる特別ディナーの日が用意される。これがまた、贅沢な催しだ。

笠原氏の特別ディナーの献立。椀は名物の「海老しんじょう」、焼き物はシイラ味噌柚庵焼き。予約が取れない人気和食店の味がそのまま再現された。

最も多く乗船されているのがイタリアンの落合務シェフ。シェフは船が大好きで、毎年、必ずといっていいほど乗船し、ウニのパスタをお客全員分、シェフ自ら仕上げる。

また仲のいい坂井宏之シェフ、片岡護シェフ、譚彦彬シェフなどベテラン料理人が特別メニューをひっさげて腕を振るう。テレビでおなじみ、しかも予約が取れないシェフたちの料理が船の上で味わえるのだから、この日のディナーを楽しみにしているリピーターも多い。

私がお手伝いすることになったのは、さらに若手や人気のシェフにゲストシェフとして乗船頂く交渉をすることになったからである。日本料理『賛否両論』の笠原将弘氏やフレンチ『ル・マンジュ・トゥ』の谷昇氏に乗船して頂いたが、ホテルでのイベントに慣れてる笠原氏も、さすがに400人2回のディナーにはかなり驚いていた。