湯治場でイタリアン!? 別府鉄輪温泉@『サリーガーデンの宿 柳屋』。一度は行ってみたい

オイシイ旅 #12

別府市民は誰しも、いえ、美食を求めて旅する人は誰しも知っている「一度は行ってみたいレストラン」があります。その店の名前は『Otto e Sette Oita』。地産地消100%を断言する“今ここでしか味わえない料理”のイタリアンレストランです。

この店があるのは、なんと温泉宿の敷地の中、しかも別府の中でも湯治場の雰囲気が残る鉄輪温泉の歴史ある湯治旅館を引き継いでリニューアルした『柳屋』のメインダイニングでもあるのです。

『柳屋』はかつて老舗湯治旅館だった『サカエ家』。この経営を引き継いだのは、大分で人気のシフォンケーキのカフェ『サリーガーデン』のオーナー橋本さん。運命に引き寄せられるように数年の月日を経て、また、この宿と巡り合いこの建物に呼ばれるようにして現在の柳屋を営むことになりました。

橋本さんとお話をしていると、まるで鉄輪温泉で生まれ育ったかのように、この土地と温泉文化を深く愛しているのが伝わってきます。漆喰と太い梁の母屋の暖簾をくぐり、中へと入ると、その奥が深い。趣ある座敷のパブリックを通り、裏庭へ出ると、そこはまさに鉄輪温泉そのもの。熱い温泉の蒸気を使って調理する「地獄蒸し」の自炊場があります。