あえて今アウディに「アウディスポーツ」ブランドが生まれた理由

実はアウディ ジャパンは今年、フルモデルチェンジした最上級スポーツモデル「アウディ R8」の導入を機に、スポーティなイメージを訴求するサブブランド「Audi Sport(アウディ スポーツ)」を日本でも展開することを発表した。

アウディ スポーツは1980年の創設以来、様々なカテゴリーのレースに挑戦し、モータースポーツ活動の中心的な役割を担ってきた。

1982年から1986年までに6つのタイトルを獲得した世界ラリー選手権(WRC)では、アウディの代名詞であるフルタイム4WDシステム「クワトロ」を開発してきた。1999年から参戦しているル・マン24時間レースでは、市販車に直結する数々の技術を磨き続け、これまでに13勝を挙げている。この辺りのエピソードは以前にもこのコラムで取り上げている。

近年アウディ スポーツは、LMP1マシン「アウディ R18 e-tron クワトロ」で参戦する世界耐久選手権(WEC)、「アウディ RS 5 DTM」で参戦するドイツツーリングカーレース(DTM)のコーポレートモータースポーツ、そして世界各国のカスタマーチームにGT3マシン「アウディ R8 LMS」の供給を活動の柱としてきた。これらに加えて今後は、「アウディ R8」や高性能スポーツモデル「RS」シリーズの販売、「アウディ スポーツ」ブランドに関連したグッズの開発/販売まで活動範囲を広げる。

数々の栄冠を獲得してきたサブブランド「アウディ スポーツ」をグローバルで展開することによって、アウディのスポーティなイメージを一層強化していくのが狙いだ。

では実際に日本でどのような展開していくのか。