ベルトルッチ『シェルタリング・スカイ』の音楽を担当した坂本龍一は700枚のCDをスタジオに持参した!?

オトコ映画論 #20

1990年のベルナルド・ベルトルッチ監督作品『シェルタリング・スカイ』(原題Sheltering Sky)は、ポール・ボウルズの『極地の空』(原題同じ)を映画化、ベルナルド・ベルトルッチとマーク・ペプローが脚色した、一組の夫婦がたどる過酷な運命を描く恋愛映画だ。

実質的な「共同監督」ともいうべき、『暗殺のオペラ』(1969)『暗殺の森』(1970)『ラストタンゴ・イン・パリ』(1972)『1900年』(1976)『ルナ』(1979)『ラスト・エンペラー』(1987)の撮影監督ヴィットリオ・ストラーロとコンビを組んだ最後の作品である(袂を分けてから、双方とも振るわなくなった)。