コンバースは汚ければ汚いほどカッコいいと思っていた(実は今も)~フォトグラファー・シトウレイ Vol.1

profile:Rei Shito

日本を代表するストリートスタイルフォトグラファー。自身のサイト「STYLE from TOKYO(reishito.com)」を軸に雑誌、新聞など、幅広いメディアで活躍し、世界各地でスナップ写真を撮り続けている。ファッションに対する幅広い知見から企業のアドバイザー、ファッションセミナーなど幅広いジャンルで活躍している。最近は、伊勢丹オリジナルブランド「Number 21」とのコラボ商品をディレクション。靴とバッグが今秋リリースされる予定。

 

—レイちゃんはいつもフラットシューズですね。ヒールは履かないの?

ハイヒールだと上手く歩けないから、かっこ悪くてついつい遠ざかっちゃう。履いてもマルタンの太いヒールかな。それでも長時間だと難しいんです。

 

—トークショーや企業のアドバイザーなど多方面で活躍しているレイちゃんですが、基本はストリートのフォトグラファーですよね?

はい。活動拠点はストリートです。フォトグラファーとしての活動から派生して色々なお仕事が出来ているので。

 

—いつも街に立って人々を取材しているからこそ、一日中履いていても疲れない靴が基本ですよね。お洒落な人を見つけたら、すぐに写真撮りに行かないといけないでしょ?

その通りです。走れてなんぼってところはあります!

 

—学生時代から今まで、どんな靴を履いてきましたか?

高校〜大学時代にもヒールはあまり履いていなかったです。スニーカーに関していえば、大学で最初に友達になった男の子が「コンバース以外はスニーカーじゃない」と言っていたのを聞いて、それ以来ずっとコンバースしか履いていませんでした。大学一年生、石川県から上京したてだった私はその友達の言葉に影響を受けて「あ、そうか! そういうものか、じゃ私もコンバースしか履かない!」と(笑)。

大学を卒業してもずっとその言葉を信じてて、社会人になってもしばらくコンバースだけを履いていました。それが25〜26才くらいで「あ、コンバースだけがスニーカー、というわけでもないんだ!」と気づきました。色々あるし、ほかのを履いてみるのもいいのかなと。

 

—今日もコンバースを何足か持って来てくれましたね。これはかなり履き込んでますねぇ! 破けてるし(笑)。

コンバースは汚ければ汚いほどカッコいいと思っていたんです。そして、実は今でもそう思っています(笑)。昔のミュージシャン、例えばカート・コバーンが履いていた汚いスニーカーが印象的で、そういう雰囲気がカッコいいなと。

それで、わざと雨の日に履いたり地面に擦り付けたりして、頑張って汚れるように履いていました。コンバースに関しては今でも汚い方がいいと思っているので、新しいものをお店で買うことが出来ないんです。

だから、コンバースは古着屋さんで買います。