「もみあげ」は男のヘアスタイルの肝である。嗚呼、ポール・ウェラーになりたい!?

理由は至って単純。メンズヘアスタイルの形は、もみあげでバランスをとることができるからに他なりません。

ミュージシャンでわかりやすいところでいえば、古くはエルヴィス・プレスリーやフレディー・マーキュリー。逆にもみあげを剃っていることで有名なYMOにクラフトワーク。少しはずれて、偉人の世界でいえばアイザック・アシモフやベートーヴェンなどが特徴的です。

このようにもみあげは、その人の個性や主張をしっかりと反映し、威厳や尊厳を表す象徴、そしてファッションのアイコンとして使用されてきたといっても過言ではありません。

ただ、いつももみあげを思ったときに憧れるのはやはりMOD FATHERことポール・ウェラーです。

あの英国人特有の短い前髪にフィットした、厚めで長いもみあげ。
もし日本人が同じもみあげにしてしまったら、大体の人が不潔に見えてしまいます。

そう、彼ほどの上品なもみあげを持つ男を未だ見たことがないのです。

「あのもみあげに憧れる!」なんて言うと少しおかしく聞こえるかもしれませんが、それでも憧れてしまうのだから仕方ありません。

似たようなヘアスタイルでいえばThe Stone Rosesのイアン・ブラウンもいますが、やはりポール・ウェラーのそれとは違います。

The Jamの結成、解散。そしてパンクテイストから音楽性をガラリと変えてThe style councilを結成しても、ポール・ウェラーのもみあげのテイストだけはあまり変わりませんでした。

一方で日本のもみあげ事情はというと、身だしなみとして規制のかかりやすい側面を持っています。
以前、日本屈指の旅客鉄道会社に就職したお客さまがいらっしゃったとき「就業規則でもみあげは耳の付け根から1cm下の位置でないといけない」といわれ、もみあげを切ったことがあります。

もみあげは個性を表すものであるからこそ、旅客鉄道会社のような大規模かつ画一なサービスを提供する場合には、個性を削り取るという意味でこのような就業規則がもってこいなのでしょう。

もみあげが均一でその位置で切られていることで、そこから上のヘアスタイルは急速に主張を失なうことになるのです。

男性の皆さん、自分のもみあげをもう一度鏡で見てみてください。自分の印象を大きく変えるのに、実は最も手っ取り早く変えることができるパーツなんですよ。

 

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