お客様には「忙しいそぶり」を決して見せないこと

心のふきだし #22

「忙しい」は日本のビジネスマンの口ぐせのひとつ。挨拶代わりに「忙しいですか?」と声をかけ、忙しいと応えたら「わぁ忙しいのはいいですね」と言われたりする世の中だ。

一般的な会話はこれで成立するのかもしれないが、取引先との関係においてはどうだろう? みんな、ビジネスマンは忙しいという認識はあったとしても、自分の担当者だけは多忙であってほしくないと考えているのではないだろうか。自分が困った時にはすぐに駆けつけ、何かあったら声をかけて提案をしてくれる、そういう人を望んでいるのだ。

これは男女の関係とも似ている。付き合っていても他に女性の影がチラホラしてちっとも自分のことを見てくれない誠意がなさそうな男性よりも、しっかり自分と向き合って、自分以外の女性の存在は見せない相手に満足するもの。

「仕事と恋愛は違う、お金を稼ぐためにはひとつの取引先だけ見ているわけにはいかない、複数の会社と仕事をしなくてはいけないのだから」とあなたは言うかもしれない。もちろんそうだ、けれどもそれは相手にどのように見せるか、が問題なのだ。