シャンパーニュの第3の選択肢として、「ティエノ」をすすめたい

ワイン縦横無尽 #15

歴史ある大手メゾンか、もしくは新興のレコルタンか。

シャンパーニュの産業構造はかくのごとく二分論的に語られることが多い。しかしながら、創業が比較的新しい中規模メゾンもじつは存在し、素敵なことに大手メゾンの安定性とレコルタンの職人気質を兼ね備えていたりもする。

1985年、ランスに設立された「ティエノ」は、そんなインターミディエイトメゾンのひとつ。創業者アラン・ティエノの長男スタニスラスが来日し、同社の上級キュヴェを酌み交わしながら話をうかがった。