なぜセレクトショップ2強は「日本」をテーマにした店をオープンしたのか?

砂漠のような東京でも…週刊ファッション日記 #16

パリコレでもミラノコレでもジャポニズムというテーマはこのところ年々増え続けているように思える。柔道着から発想したラップスタイル、日本の中学校の体操着のようなジャージーファッションなどを見るたびに微笑ましくなる。

しかし、日本のファッション誌やセレクトショップで海外のジャポニズムがトレンドとして大きくとりあげられることはまずない。「日本人にジャポニズムを提案してどうするんですか?」という冷笑が聞こえてくる。要するに、外国人が考える日本は、日本人には興味の対象にはならないのである。

一方で“Made in Japan”にこだわった、あるいは“日本の確かな職人芸”を前面に出した品揃えをキャッチフレーズにする店が増えている。ファッションの分野でも、そうしたセレクトショップや売り場が見られるようになった。

なぜ今“Japan”がそれほどプッシュされるのだろうか。