日本最古の温泉でアート祭り? 道後で蜷川実花のアート部屋に泊る~道後アート&道後プリンスホテルVol.1

~愛媛県・松山市~

日本人なら、旅と言えば温泉だ。いい湯があると聞けば遠方でも駆けつけるお風呂好き国民として、一度は巡礼したいのが『日本書紀』にも登場する日本最古といわれる温泉、道後温泉。

ここで毎年アートフェスティバルが開かれ、国内はもちろん海外からもアートファンが訪れているという。湯につかって温泉街をそぞろ歩き、揚げたてのじゃこ天や坊っちゃん団子を食べながらモダンアートが鑑賞できるとあれば、一石二鳥の旅になるだろう。

道後温泉本館も幻想的にライトアップされている
道後温泉本館も幻想的にライトアップされている
©YAMAGUCHI Akira, Courtesy Mizuma Art Gallery/Dogoart2016

道後温泉本館改築120周年を迎えたことを記念してホテルや旅館、商店街などにアートを点在させ、訪れる人がアートを感じながら街歩きを楽しめるイベントがスタートしたのが2014年。3年目となる今回は画家・山口晃をメインアーティストに「“街歩き旅ノ介 道後温泉の巻”山口晃 道後アート2016」が現在開催中。

大和絵や浮世絵のようなタッチで、緻密に人物や建築物などを書き込む画風で知られる山口晃。武士をバイクに乗せたり、高層ビルに瓦を乗せたりと、過去と現代が織り混ざったような自由でユーモラスな作品が魅力的だ。2012年に平等院にある養林庵書院に襖絵が奉納され、銀座メゾンエルメスでの展覧会も話題になった。

今年の作品とともに、2014年、2015年の過去作品のいくつかも継続展示されているのでいつ行っても見所満載だ。

「飛行機百珍図」( ひ こ う き ひ ゃ く ち ん ず )道後温泉本館 神の湯2階席 ©YAMAGUCHI Akira, Courtesy Mizuma Art Gallery/Dogoart2016
「飛行機百珍図」(ひこうきひゃくちんず)道後温泉本館 神の湯2階席
©YAMAGUCHI Akira, Courtesy Mizuma Art Gallery/Dogoart2016
「厩 圖」( うまやず) 道後舘 1階喫茶ラウンジ
「厩 圖」(うまやず) 道後舘 1階喫茶ラウンジ