イスラエルのパレスチナ人を描くシュナーベル監督の『ミラル』、テーマ曲は「ムンバイ・テーマ・トゥーン」

オトコ映画論 #15

『夜になるまえに』(2001)や『潜水服は蝶の夢を見る』(2007)の2010年に撮ったジュリアン・シュナーベル監督作品『ミラル』は、イタリアで活躍するイスラエル出身パレスチナ人女性ジャーナリスト、ルーラ・ジブリールの自伝的小説(脚本も担当)を映画化したヒューマンドラマだ。ユダヤ人のシュナーベル監督は、私生活でも原作者のジブリールと国際結婚(3度目)している。

「ミラル」DVD発売中 ¥3,800(本体)+税 発売元:ブロードメディア・スタジオ 販売元:アミューズソフト © PATHE - ER PRODUCTIONS - EAGLE PICTURES - INDIA TAKE ONE PRODUCTIONS with the participation of CANAL+ and CINECINEMA A JON KILIK Production © photos - Jose Haro
「ミラル」DVD発売中
¥3,800(本体)+税
発売元:ブロードメディア・スタジオ
販売元:アミューズソフト
(c) PATHE – ER PRODUCTIONS – EAGLE PICTURES – INDIA TAKE ONE PRODUCTIONS
with the participation of CANAL+ and CINECINEMA A JON KILIK Production
(c)photos – Jose Haro

イスラエル占領下のパレスチナを舞台に、私財を投げ打って、孤児たちのための学校を創設し生涯を教育に捧げたヒンドゥという女性の信念と、そこで学んだ美しい少女ミラルの数奇な運命を中心に、イスラエルに生きる4人のアラブ人女性の過酷な人生と微かな希望を力強いタッチで描き出す感動作だ。原作者ジブリールの半生は、表題にもなったミラルの人生に投影されている。