古民家を再生させた『篠山城下町ホテルNIPPONIA』、まさに「城下町に泊まる」!?

宿泊者の欲望 #17

日本の観光業が賑わう昨今、“城下町に泊まる”として新しい宿の概念で旅人を惹きつけている宿がある。地域再生を願う精鋭たちが実行に移したのは、歴史的価値の高い古民家の再生を願うプロジェクトである。

昔ながらの古民家や芸術的価値の高い職人技を備えた家屋、美しい日本の邸に注目し、美意識の高い古くも新しい宿が誕生している。

城下町である篠山市は、町の中心に城跡が残る。観光にも熱心に取り組む町だが、町には歴史的価値の高い日本家屋や古民家など、放置されてきた空き家が残っている。地方再生という言葉を礎に、もう一度地方の魅力を引き出そうと事業として実現させたのが“古民家再生”だ。

さらに町全体を宿に捉え、“町に泊まる”として造り上げた「篠山城下町ホテル NIPPONIA(ニッポニア)」が話題だ。投資ファンドを利用し古民家再生事業と同時に、国家戦略特区を活用した日本初の取り組みでもある。

NIPPONIAのメイン棟「ONAE」の前景。
NIPPONIAのメイン棟「ONAE」の前景。