『2001年宇宙の旅』に流れる「美しき青きドナウ」の深遠な意味!?

オトコ映画論 #11

1990年代、月に一度はアメリカへジャンケットなるものに出かけた。いうなれば、映画の監督や出演者の取材である。

ロサンゼルスへ行くお楽しみといえば、ハリウッド大通りにある書店めぐりだった。ここでは、日本では売ってないような映画用スクリプト (台本) が普通に売っていた。シナリオライターのための勉強用教材だった。

『ゴッドファーザー』(1972)や『許されざる者』(1992)など、ぼくが大好きな映画はほとんど買った。いまはインターネットでも見られるので、躍起になって集めていないが、それらの脚本を英語で読むのが何よりの映画の勉強であった。

スタンリー・クーブリック監督の1968年のSF映画の金字塔的作品『2001年宇宙の旅』(68年)には、クラシックの名曲が数多く使われている。

『2001年宇宙の旅』 ブルーレイ ¥2,381+税/DVD ¥1,429 +税 ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント
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リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ツァラトゥストラかく語りき」やリゲティの「アトモスフェール」や「レクイエム」なども印象深いが、何よりも円舞曲「美しき青きドナウ」 が忘れがたい。

スペースシャトル、アリエス1B型 (宇宙ステーションと月面を往復するスペースシャトル、「宇宙の荷馬」というあだ名を持つ)が月に向かうシーンと、超重要な最後のエンドクレジットで流れるのだから。