世界遺産の山寺、谷あいの集落。郷愁を感じる昔ながらの素朴な京都。~カヒミ カリィ(ミュージシャン)Vol.1

現在ニューヨークに暮らすミュージシャン(写真家、文筆家でもある)のカヒミ カリィさんは、京都好きが高じてしばらく住んでいたことも。初めて長く滞在していた場所は東山の外れ、蹴上。中心部の喧噪から離れたエリアで、夜は家路への道すがら美しい月を眺めていたそうだ。

京都の魅力を知るきっかけになったのは「10年ほど前からライブや取材で京都を訪れることが多くなり、良い出会いが沢山あったこと」。

法然院をはじめ京都の様々な場所でライブ、京都精華大学での作品展示など多様な活動をしてきた。ニューヨークに拠点を移した今でも年に一度の日本帰省のたびに京都を訪れては親しいお友達と美味しいご飯を楽しんでいるという。

昨年は夏休みに娘さんと深い山間にある集落・美山を旅して、日本の原風景とも言える自然豊かな場所で地元の子ども達と水遊びしたり、美味しい蕎麦に舌鼓を打ったり。自然に触れ、昔ながらの京都の魅力をじっくりと味わっていた。

「古い街並みが美しく、洗練された独自の文化や美意識が感じられる。私にとって、京都はフランスのパリに共通する独特な心地良さを感じるところが魅力です」。

彼女が挙げてくれた京都の魅力5つは、どれも京都の敷居の高い華やかな世界とは一線を画す、ほっと和むものばかり。どこか郷愁を感じる、優しい京の顔が垣間みられる。

最近陶芸を始めたカヒミさん。「いつか京都に長く住んで、京都で器を作ってみたい」と語っていた。