ハワイアン・バージョンの「サムウェア・オーヴァー・ザ・レインボウ」が流れる快作

この映画のエンディングで、イズラエル・カマカヴィヴォオレの「サムウェア・オーヴァー・ザ・レインボウ」、ヴィクター・フレミング監督のミュージカル『オズの魔法使』(1939)の主題歌「虹の彼方に」のウクレレによるハワイアン・バージョンがやさしく流れる。

カマカヴィヴォオレ、愛称「イズ」は、340kgを超える巨体から美しい歌声で魅了するハワイを代表する歌手で、惜しくも1997年7月に肥満が原因で38歳という若さで亡くなっている。

「サムウェア・オーヴァー・ザ・レインボウ(虹の彼方に)/ホワット・ア・ワンダーフル・ワールド(この素晴らしき世界)」のメドレーが収録されたアルバム『フェーシング・フューチャー(Facing Future)』は1993年にリリースされ、世界的に大ヒット。

「サムウェア・オーヴァー・ザ・レインボウ(虹の彼方に)」は、多くの映画やテレビ番組に使用されている。マーティン・ブレスト監督のブラッド・ピット&クレア・フォーラニ共演のロマンティック・ファンタジー『ジョー・ブラックをよろしく』(1998)、ピーター・シーガル監督のアダム・サンドラー&ドリュー・バリモア共演のロマンティック・コメディ『50回目のファースト・キス』(2004)などのエンディングに使われている。

このほか、米NBCのテレビドラマ『ER緊急救命室』の第172話「再発」(2002)において、脳腫瘍に冒されたマーク・グリーン医師(アントニー・エドワーズ)がハワイで息を引き取る際のBGMに使われて反響を呼んだ。