吉岡徳仁の「ガラスの茶室 – 光庵」は、透過と反射をくりかえして自然の中に息づいていた

デザインのミカタ #6

吉岡徳仁の「ガラスの茶室 – 光庵」の公開が延期されたという報せが届いた。京都市街を一望できる将軍塚青龍殿に設置され、この4月で公開終了になるはずであった。私が訪れたのは昨年6月。藝大の学生といっしょに行ってなめ回すように鑑賞した。これはぜひ原稿を書いてみたいと思っていたが機を逸したままだった。10か月前のことを思い出しながら、その魅力を語ってみたい。