西麻布『ビストロ・ド・ラ・シテ』で、一度は本物のビストロを体験して欲しい!?

江畑シェフは、きっちりとフランスのビストロ料理を守り、その上で自分らしさも盛り込んでくる。関根さんが望むシェフとは、そういう「今の時代」も読んでくれるセンスの持ち主だ。

ブーダン・ノワールも定番中の定番だが、決して重くしない。それが今のビストロ料理だ。

関根さんが最近、表情を曇らせるのが、接客していて感じる最近の客との温度差。

「コミュニケーションがとりづらい。料理を運んでも、まず撮影。人の説明も聞かない、顔もみない。そうかというと、たっぷり注文して、10分も経たないうちに“料理が出ないなら帰る!”と怒り出す。“客なんだから”と自分の都合だけを通そうとする人が多すぎる」。

そんな時、関根さんは毅然として「帰ってください!」と宣告する。「もちろんお代は頂くよ。払わないで帰るなんて、許さないから」。ワインと料理を楽しみ、幸せな時間を演出する。それが自分たちの仕事だと言い切る関根さん。

ワインリストには60年代からのオールドヴィンテージが山ほどあり、オークションでも値がつかないほど。“高い”と言われる料理の値段も実は一皿2人前あると思えば、3,000円台のカルト料理は至ってリーズナブルに思える。一度は、本物の「ビストロ」を体験しに、西麻布へ!

ミシュランを片手にフランス中を食べ歩いたという関根さん。トリュフやフォワグラ、ワインやシャンパーニュ。決してケチってはいけない、というのは本場で味わった感動をそのまま伝えたいから。