ひとり飲みは苦手というより、私にとってはタブーだった!?

佐渡からの日本酒通信 #5

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ひとりでお酒を飲むのが苦手な私。

何をガラにもなくしおらしいこと言ってるんだい!な感じですが、ホントです。

家族が出かけていて家でひとり飲みなんていう状況になると、いつもの半分の量(すなわち、たしなむ程度)で十分酔いが回ってきて、気が付くとうつらうつらと睡魔が襲ってくる。時計が十時を指すころにはすっかり熟睡……なんてことも珍しくありません。ようするに、寝酒になってしまう。

美味しさと楽しさを分かち合う相手がいないというのは、うまい肴のない酒の膳。味気ないこと、この上ない。

家飲みでさえそういうわけなので、外で「ひとり酒」なんて苦手の極致。お洒落なカウンターで一人グラスを傾ける私……そんな姿はまったく想像できないほど縁遠い存在。どころか、タブーの領域ですらあったのです。他の人達が楽しそうに、あるいは神妙に語らっている酒場で、ひとりきりで一体どんな顔で飲めばいいというのでしょう?