絶滅寸前の「昔ながらのビストロ」、東京で唯一健在なのは!?

店がまえや店内が今も昔とほとんど変わらないのは奇跡的である。オーナ―の関根進さん(73歳)は今も、毎晩ゲストをもてなしている。


昔も今も変わらない店構え。

30年ほど前から、このあたりは地中海通り、ビストロ通りと呼ばれた。外苑西通りには『シテ』と同じく、老舗ビストロ『シェ・フィガロ』もあった。

関根さんは東京の下町生まれ、実家は秋葉原のやっちゃ場(野菜市場)で缶詰工場を経営。大学卒業後、家業をつがず婦人服の会社に勤めたものの3年で退職して、飲食の世界に入った。

30歳になる頃には喫茶店を経営しながら、「フランスとワインが大好き」だったこともあり、30代半ばで念願のフレンチレストランのオーナーになった。『ビストロ・ド・ラ・シテ』と、六本木のフレンチレストラン『オーシザーブル』。

この2店の存在は、日本のフレンチを語る上で欠かせない存在であることは間違いない。さて、その店の魅力とは? 続きは次週に!

関根進さん 「王様のレストラン」でフレンチレストランのマネージャーを演じた西村雅彦を見て「そっくり!」と思ったのは私だけではないはずだ。

 

Photo:Yumiko Inukai , Yulia Grigoryeva/Shutterstock