絶滅寸前の「昔ながらのビストロ」、東京で唯一健在なのは!?

レストラン熱中派 #11

一言でフランス料理店、と言っても、大衆的なビストロから高級レストランまで、いくつものジャンルがある。

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「ビストロ」は日本語に訳すなら「居酒屋」「定食屋」。例えば高田馬場『ラミティエ』。「ブラッスリー」というジャンルもフランスではよく見かける。料理とワインだけでなく、必ず何種類かの生ビールがあり、日曜日も営業しているのが特徴だ(日本で同じ形態の店を私は知らない)。

その上に個性を競うレストラン(外苑前『フロリレージュ』、市ヶ谷『ル・マンジュ・トゥー』など)。さらにサービス、内装、料理も最高級を目指す最上位クラスがある。

それも2方向に分かれる。クラシックな伝統料理を守るグランメゾン(赤坂『トゥール・ダルジャン』)と、新しい料理を次々に発表していくガストロノミックレストラン(御殿山『カンテサンス』や西麻布『レフェルヴェソンス』)が存在する。

こうした図式に2010年ごろから、新しく加わったのがネオ(新しい)・ビストロ、やガストロノミックビストロ(日本橋『ル・ボンヌターブル』、代官山『Ata』)。両方の違いは何か?