『勝手にしやがれ』と死の匂いを纏うモーツァルト最晩年の「クラリネット協奏曲」

オトコ映画論 #9

1959年のジャン=リュック・ゴダール監督の長編デビュー作『勝手にしやがれ』(原題À bout de souffle)は仏ヌーヴェルヴァーグの記念碑的作品で、ジャン=ポール・ベルモンドとジーン・シバーグが主演している。

「勝手にしやがれ」
ブルーレイ:1,886円(税抜)DVD:1,429円(税抜)
発売元:NBCユニバーサル・エンターテイメント
©1959 StudioCanal – Societe Nouvelle de Cinematographie.

フランスのマルセイユで自動車を盗んだミッシェル(ジャン=ポール・ベルモンド)は追ってきた警官を射殺する。パリにたどり着いた彼は、アメリカ人のガールフレンド、パトリシア(ジーン・シバーグ)と行動をともにする。

ハンフリー・ボガートを気取って何かの映画のボガートの仕草を真似て、唇を親指でなぞる仕草をするミッシェルは相当なボガートファンらしい。