取引先への贈り物。商品券の受け渡しは、くせ者である。

心のふきだし #12

昇進、昇格、餞別、出産、退院……。取引先に贈り物をする機会は、仕事をしていると数多くある。そして、先方の荷物の負担や贈る側の感謝の気持ちなど、さまざまなことに配慮していくと、菓子折りやお花と並んで、商品券を選ぶことが多くなる。

この「商品券の受け渡し」が実は、くせ者。

例えば、餞別で商品券を渡す時、デパートの商品券売り場で予算内で購入した全国百貨店共通の商品券は、たいていそのデパートの包装紙に包まれ、そのデパートのロゴが入った小さな手提げ袋に入っている。

それをそのまま「現場」に持って行っていたとしたら、それは、マナー違反だ。

本来、個人への贈り物は出来る限り自宅に送るべきもの。けれども、現在は、個人情報に絡んでさまざまな問題が起こる可能性があることから、自宅住所を教えてもらえないことが多い。

当然、餞別は、職場へお持ちすることになる。私が以前、営業職の現場にいた時は、先方の出社最後の日に上司とご挨拶を兼ねて伺っていた。そして、商品券をお渡しする時は、内のしにして、デパートの包装紙が見えないように、社封筒に入れて上司から先方にお渡しするようにしていたものだ。

なぜならば、「本当にお世話になりました」という気持ちがあるからだ。

だから、受け取る側が受け取りにくくなるような、気まずい思いをさせるようなことは、絶対に避けなければならない。