巨岩と大草原、広大過ぎるほどの自然に対峙するユタ州キャニオン・ポイントのアマンギリ

宿泊者の欲望 #12

世界中のホテルを巡る中で、心に強く刻印され、どうしても忘れられないホテルが幾つかある。その中の一つが「アマンギリ」だ。場所はユタ州という小さな町の外れにあり、数億年も前の巨岩が連なる異次元の世界が舞台である。

2009年に開業したリゾートは、圧倒的な迫力で迫りくる巨岩や荒涼とした草地が広がる大自然に抱かれ、岩山に寄り添い、岩山と共にある造りが特徴だ。

アマンギリの建つ場所は、グランド・ステアケース・エスカランテ国定公園を望むユタ州南部のキャニオン・ポイントという地域。リゾートは荒涼とした草地と岩山の合間に広がる2.4キロ㎡もの敷地に岩山を利用して造られた。

サンセット後、静謐な空気に包まれるアマンギリの夕景。

囲いのない敷地なので、見渡せる景色のすべてがリゾートのような開放感に包まれている。こんな大自然の中では、自分たち人間のミクロにも及ばない小ささを実感する。