グッチ100年の歴史は、まさにスキャンダラス・ラグジュアリーである!?

なぜ『グッチ』のスキャンダラスな歴史を長々と書いているのかというと、先月18日にグッチ家4代目当主のグッチオ・グッチ氏が主催するパーティが東京のシャングリラホテルで開催され、取材したからである。

グッチ家4代目当主のグッチオ・グッチ氏
グッチ家4代目当主のグッチオ・グッチ氏

創業者と同じ名前のグッチオ・グッチ氏は、ジョルジオ・グッチの息子である。ジョルジオ・グッチはアルド・グッチの息子。アルド・グッチは創業者のグッチオ・グッチの息子だから、グッチオ・グッチは創業者と同名のひ孫になる。

ひ孫のグッチオ氏は「GIOIA(ジオイア)」というトスカーナ・ワインの生産・販売に協力している。

グッチ家4代目当主のグッチオ・グッチ氏がその普及に協力するトスカーナ・ワインのGIOIA(ジオイア)
グッチ家4代目当主のグッチオ・グッチ氏がその普及に協力するトスカーナ・ワインのGIOIA(ジオイア)

今回のパーティはこの「GIOIA」の日本上陸とグッチオ氏の初来日を祝って催されたものだ。グッチオ氏は『TOBEG(トゥービージー)』というレザーグッズブランドを生産・販売しているし、『ハウス・オブ・フローレンス』というブランドをやっている創業者のひ孫もいるが、『グッチ』の名前を商品や宣伝に使うことは固く禁じられている。

「お住まいはフィレンツェですか?」という私の問いに「フィレンツェとロンドンに家があるよ」と流暢な英語でグッチオ氏は話す。

創業者グッチオはロンドンで一旗揚げようと蒸気船の機関助手として働きながら1898年にロンドンに辿りつき、最高級ホテルのサヴォイで皿洗いからスタートして1階のウェイターになり、王侯貴族の立ち居振る舞いや持ち物、考え方などを学んだという。

その後フィレンツェに戻り1921年に『グッチ』を創業する。さぞかし貪欲で野心に溢れた男だったのではないかと思うが、4代目当主のグッチオ氏は、実に洗練されたジェントルマンであった。

あ、言い忘れましたがグッチオ氏が協力を惜しまないというトスカーナ・ワインの「GIOIA」もいただきましたが、香り高く、コクがあってたいへん美味しゅうございました。

『グッチ』とグッチ家に栄光あれ!

Photos:Akira Miura

 

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