1,000冊の本に囲まれた唯一無二の空間、パークハイアット東京のトーキョー・スイート

ホテル自体は創業22年目となるが、この部屋のオープンは2007年3月18日。220㎡のゴージャスな客室は、確かにスタイリッシュでラグジュアリー、ゾクゾクするような特別感が漂っている。

インテリアデザインはホテル同様、気鋭の米国人デザイナー、ジョン・モーフォードが創りあげた。客室内は、ホテルのアイコンカラーである深いグリーンの大理石がエントランスに敷き詰められ、鮮やかな色彩で四季を描いた越前谷嘉高の大型絵画「Seasons」4点がアプローチと室内に飾られている。

他に、結城美栄子によるミステリアスな陶芸作品、グランドピアノの置かれた75㎡のリビングルーム、約50㎡のベッドルーム、さらにバスルーム45㎡は、二方向の窓に広がる景色を眺望できるスペース有り……と、挙げれば切りのない贅沢三昧の客室である。

東南側の角にあるそのバスルームには大理石製の大型浴槽を中心に、サウナ、レインシャワー付きシャワーブース、2箇所の独立シンク、そして大型のクローゼットを備えたドレッシングルームも造られている。

45㎡のバスルーム、大理石製の超大型バスタブはステップを上って奥に
45㎡のバスルーム、大理石製の超大型バスタブはステップを上って奥に

何しろ、45㎡のバスルームなんて……住めそうな広さのバスルームには、専用のオーディオシステムとテレビ(2台)までセットされた豪華版だ。

ダイニングを通して奥にライブラリーの書棚、右はリビングが広がる
ダイニングを通して奥にライブラリーの書棚、右はリビングが広がる

しかし、それ以上に驚いたのは、ライブラリーの書棚を埋める約1,000冊もの書籍である。選書はジョン・モーフォード自身といい、モーフォードが1冊1冊を自身で並べたというこだわりようだ。

そういえば、ホテル内のレセプションまで歩く通路にも、ジョン・モーフォード自身が選び、自身がすべてを並べたという大掛かりで美しい書棚がある。何しろここでさえ1冊でも並べ方が変わると、ジョン・モーフォードはすべてを見抜いてしまうと言うから、そのこだわり様には“美”への執念すら感じさせる。

同時にホテル関係者の深い愛情とオーナー企業のバジェットがなければ、創業22年以上のホテルが、まるで開業したてのホテルのようにメンテナンスが成されないし、スタイリッシュでどこよりも洗練された都市型ホテルでいられるわけがない。

まさに「トーキョースイート」は「パーク ハイアット 東京」のアイコンとして“唯一無二のROOM”であろう。因みに価格は1泊90万円、ご興味はおありだろうか。

 

Photos: Park Hyatt Tokyo

 

ホテル情報:

トーキョー スイート(パーク ハイアット 東京50階)

東京都新宿区西新宿3-7-1-2
http://tokyo.park.hyatt.com/ja/hotel/rooms/suite.html

 

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