アカデミー賞大予想! レオナルド・ディカプリオ、無冠の帝王返上?

オトコ映画論 #2

アカデミー賞授賞式が間近に迫ってきた。2月28日夜、日本時間2月29日午前になると、結果がわかってしまう。

今年のアカデミー賞授賞式は、アフリカ系アメリカ人、つまり黒人がノミネートされていなくて、スパイク・リー監督(今年アカデミー名誉賞受賞で、デンゼル・ワシントン、サミュエル・L・ジャクソン、ウェズリー・スナイプスがプレゼンターになって、すでにトロフィーを受け取っている) やウィル・スミスらは今年の授賞式をボイコットし、物議をかもしている。こうした人種差別はいまにはじまったことではなく、むかしから言われてきたことだ。

何しろ、アカデミー賞会員は白人が94%もいて、ほとんどが高齢だからどうしても保守的になってしまう。だからレズビアンのカップルを描いたトッド・ヘインズ監督作品『キャロル』(公開中) などは、よくぞノミネートされたものだと思う。そのうえ、黒人会員はわずか2%しかいない。これでは黒人がノミネートされないのも、至極当然だ。

さらに言えば、主演女優賞のカテゴリーは過去のアカデミー賞で、アジア系女性のノミネートが1回もないのだ。菊地凜子がノミネートされた助演女優賞をご記憶の方もいるだろうが、有色人種差別が横行しているのは歴史的真実でもある。