「イトキン・ショック」は、今に始まったわけじゃない…大手アパレル企業の「ゆでガエル理論」か!?

砂漠のような東京でも…週刊ファッション日記 #4

投資ファンドのインテグラルが、大手アパレルメーカーのイトキンの株式の98%を取得し、買収した。イトキンは1950年の創業以来65年の辻村家のファミリー経営に別れを告げることになる。

ファッション週刊紙『WWDジャパン』の2月15日号によれば、2001年1月期の売上高1,424億円は直近15年の1月期には952億円まで減少し、4年連続の赤字に陥っていたという。「イトキン・ショック」と言われており、ファッション&アパレル業界に衝撃が走っている。

昨年はやはり大手アパレルのワールドとTSIホールディングス(東京スタイルとサンエー・インターナショナルが合併)が外部から社長を招き大規模なリストラに着手している。さらに大手アパレルの一角である三陽商会は売り上げの半分以上を占めていた「バーバリー」のライセンス事業を英バーバリー社に返還し、その穴を埋めるべく「マッキントッシュ ロンドン」をスタートしているがカバーしきれるのかどうかは今年が正念場であろう。