料理人としての役割を学んだ、美食の教典

料理人としての役割を学んだ、美食の教典

そんな『欧明社』で見つけた、人生をかえた1冊について伺うと「たくさんの本を買ったけれど、どれもこれも日常に読む何気ない本ばかり。特になにかを学ぼうと目的があって買ったわけじゃないからね」とはにかみながら話を続けてくれました。

「フランスにいたとき、高校の同級生がプレゼントしてくれたブリア=サヴァランの著書『美味礼讃』は僕の原点かもしれない。彼はお祖母さんの家でそれを見つけ、シェフになった僕に読んで欲しいって贈ってくれたんだ。200年ほど前の初版本で、とても貴重な本でした」