ファッション・タウン!? 六本木の月坪効率

砂漠のような東京でも…週刊ファッション日記 #3

銀座、新宿(歌舞伎町)と並ぶ夜の歓楽街である六本木の様相が一変したのは、森ビルが開発を進めていた六本木ヒルズが17年の歳月を要してオープンした2003年の4月である。森ビルのお膝元とも言える六本木はこの六本木ヒルズを核にして、ファッション市場としても一気に注目されることになった。

さらに、三井不動産が手掛ける東京ミッドタウンが旧防衛庁跡に2007年3月オープンし、六本木のファッション市場としての可能性は大きく広がっている。加えて2007年1月には日本で5館目の国立美術館として新国立美術館が乃木坂駅前にオープンするなど、文化発信力も強化されている。

六本木は一大商業地の渋谷から直線距離で3km、ファッションタウンの表参道・南青山から2kmという立地で、少なくとも渋谷の地盤沈下に伴って、ここ10年ばかりはそのファッション消費を吸引してきている。