今は亡きボウイとリックマンのベスト5

オトコ映画論 #1

ちょっと古い話だが、デヴィッド・ボウイが2016年1月10日、アラン・リックマンが1月14日にがんで亡くなった。どちらも壮絶な闘病生活の果てに朽ち果てたかたちである。ボウイは1947年1月8日生まれ、リックマンは1946年2月21日生まれだから、どちらも69歳だった。

デヴィッド・ボウイは亡くなる2日前の68歳の誕生日に新作アルバム『ブラックスター』をリリースしたばかりであった。とくに、ヴァンパイアや魔王などを演じてきた彼は不老不死な役ばっかりだったのでやや意外だった。彼でも本当に死ぬんだなあ。

ミュージシャンとしての名声は絶大であった。僕がボウイを好きになったのは1980年の『レッツ・ダンス』以後である。それ以前のグラム・ロック時代はのちに聴きまくった。彼はまた俳優としても強烈なインパクトを残した。『地球に落ちて来た男』『ラビリンス/魔王の迷宮』『戦場のメリークリスマス』『ハンガー』……どれもボウイの存在感なくして映画は存在しえなかった。

ボウイは2000年に大英帝国勲章コマンダー、2003年には大英帝国騎士号をそれぞれ辞退している。1999年フランス政府から授与された芸術文化勲章コマンドールは受章している。一方のリックマンはもう少し長生きすればナイトの称号は手の届くところにいた。英国の国民的人気の007シリーズに出ていれば比較的ナイトになりやすいのだが、『ハリー・ポッター』シリーズのスナイプ先生ではもう少しだった。

では、デヴィッド・ボウイとアラン・リックマンのトップパフォーマンス5をランキングして発表していく。