伝統の町・松本に相応しい民芸家具のホテルに寛ぐ時

宿泊者の欲望#115

「松本ホテル花月」の外観、旧館と新館、2つの異なる建物が寄り添うように建つ。部屋からは松本城も見え隠れ。/Photo:松本ホテル花月

長野県松本市と言えば、まず思い浮かべるのは国宝・松本城であろう。町の中央に五重六階の天守を持つ日本最古の国宝の城。黒と白の堂々たるコントラストの姿を見るたびに、背筋の伸びる思いがする。その城からわずか数分の距離に、‘民藝フィロソフィ 松本の日常の記憶’とうたう「松本ホテル花月」がある。