ショーモン城の国際庭園フェスティバルは、造園の手法を用いたアートである

花とアール・ド・ヴィーヴル#43

多数のシャトーが集中し、ユネスコの世界遺産にも指定されているロワール川流域。その中でも独自の活動で一際目立つ特異な存在がショーモン城だ。ここは歴史と現代アートと庭園の3つのテーマのもと、活動が行われている。それもとびきりスケールが大きく、インターナショナルで見事である。

まずショーモン城の歴史についてざっと触れておこう。11世紀初めにブロワ伯爵ウード1世が、ブロワとアンジェの境界を監視するために、ロワール川を見下ろす丘の上に要塞を作った。これが後にシャトーとなる。