香港初の高級ブティックホテル、そのプライドは健在なり!

1階メインエントランスを入ると、コンシエルジュ席があり、すべての案内をしてくれる。/Photo:Lanson Place Hotel, Hong Kong

建物は19世紀の伝統的なフレンチコロニアルの様式ながら、館内はモダニズムとクラシカルな雰囲気が同居し、特に客室内はスタイリッシュで居心地がいい。「コーズウェイベイの中心という便利なロケーションにありながら、静かな雰囲気を保ち、特に滞在のプライベート感を大切にしている」と、ホテルの総支配人はその魅力を強調する。なんと45%がリピーター客という。人気のほどもわかろうというもの。

1階には広いロビーラウンジがあり、ここは滞在者が自由に使え、時には催しも野やパーティーなども開催。/Photo:Lanson Place Hotel, Hong Kong

ホテルの打ち出す主たるコンセプトは、「全フロアがクラブフロア」としての対応だ。どのカテゴリーの客室に滞在しようと、ゲストは差の無い高品質のサービスが受けられることで快適さにつながっている。

26階建てのビルに部屋数は全194室。部屋のカテゴリー数は4種類ある。ボトムの客室にも充分な広さがある一方で、レストランが館内に無いことからいずれの客室にもキチネットが付き、大きめの冷蔵庫や電子レンジが装備されている。さらに館内にランドリールームが備わることで長期滞在にも対応している。ただ朝食は、ロビー階のラウンジ「133Lounge & Library」で、アイテムが豊富に揃った大人気のブッフェが提供されている。

また、香港では他の高級ホテル同様、各客室には、滞在中にマイ・スマートフォンとして自由に使えるスマホの端末が用意されている。香港市内の電話は無料、ローカルSIMを買う必要もない。しかも現在は、フランス、シンガポール、英国、米国など、日本も含め10カ国との契約があり国際コールが無料だ。世界中からやってくるビジネス客が多いアジアのハブらしく、この種のサービスは欠かせなくなっている。

だがサービスのIT化が進む中、ホテルで最も印象に残るのは、やはりスタッフの手を介するFace To Faceの会話やサービスである。若いスタッフも含め、このホテルでの温かな対応はさすがだ。

ホテルは、人に始まり、人に終わる。時代に逆行するかのように思えるが、なんの、それが長い歴史の中で育まれたサービス業としての譲れない要なのだ。香港ではコンペティターが多いだけに、ホテルではサービスもマインドも、スマートでグローバルな心地良さがある。

画像提供:Lanson Place Hotel, Hong Kong

■ホテル情報

Lanson Place Hotel, Hong Kong
133 Leighton Road, Causeway Bay, Hong Kong
Tel: +852 3477 6888
http://hongkong.lansonplace.com/