いくつもの危機を乗り越え!?『ル・ゴロワ フラノ』がついにオープン!(後編)

レストラン熱中派#42

オープンの日、たくさんのお花が顧客や友人のシェフたちから届いた。地元のテレビや新聞でも紹介され同時に予約の電話が鳴りやまなくなったが、敬子さんは予約の電話にひとつひとつていねいに対応している。/Photo:Muneaki Maeda

(前回から続きます)

外苑前「ル・ゴロワ」が長年支持を集めたのは北海道から取り寄せた素材を生かしたナチュラルテイストを徹底させたから。大塚健一シェフもマダムの敬子さんも、北海道に移転したからには、店の特徴をより充実させたいと張り切っていた。

ところが想いもよらないミッションが出される。倉本聰氏から新しい店の料理をイタリアンにするように、と提案されたのだ。二人が店を再開できたのは、倉本氏の計らいがあってこそ。その恩師の考えに背くことはできない。