花の装飾が一段とクリスマス仕様に華やかさを添えるシュノンソー城

シュノンソー城の外観。入口から長く続くプラタナスの並木道を進んでいくと正面にある。/Photo:Ayako Goto

花とアール・ド・ヴィーヴル#26

数あるロワール地方のシャトーの中で、どのシャトーが好き?と問われれば、筆者はまず「シュノンソー城」と答えるだろう。ロワール川の支流、シェール川の上に優美に佇む城館の姿や、シャトーの左右に広がるフランス式庭園、門を入ってから長く続くプラタナスの並木道などは他のシャトーには見られない心が浮き立つような特徴がある。

さらに王妃の居室を始め、ホールやルイ14世のサロン、ギャラリーなどにいつもみずみずしい花が置かれている点も重厚なシャトーにホッとする安らぎが見られるからである。