菜園(ポタジェ)をアートの領域にまで高めている⁉︎ヴィランドリー城

花とアール・ド・ヴィーヴル#19

フランスにはすべての分野において「アール(芸術)」の域に達する志向がある。フランス料理然り、ファッションも然り。また、アール・ドゥ・ターブルといえば卓上の芸術、つまり美しいテーブル・セッティングのことであるし、アール・ドゥ・ジャルダンは庭園の芸術で「アール・ドゥ・ジャルダン展」というのも開催される。確かにあるものごとをつきつめていったり、洗練させていったりすると美の領域に達する。

その志向が「ポタジェ」と呼ばれる菜園にもあることを目の当たりにしたときには感心することしきり。それはロワールのシャトー・ドゥ・ヴィランドリーの庭園を見たときのことである。