パリ・プラージュ 2017。セーヌ川の岸辺のビーチは進化し続ける⁈

花とアール・ド・ヴィーヴル#14

トレードマークのパリ・プラージュの青い旗と赤と白のパラソル。色合いが計算されていて美しい。/Photo:Ayako Goto

「パリ・プラージュ」(パリ・ビーチ)はパリっ子にとって、夏ならではのリラックスできる広大なスペースだ。街の喧騒から離れ水辺でくつろぐひとときは、海辺にいるのとそれほど大きく変わらない。ボーッとして、太陽の光を浴び、子どもは砂遊びをしたり走り回ったり、楽器を持ち込んで演奏が始まったりと、その場にいるだけで楽しい。

ポン・ヌフからの景観。右手奥に見えるのはかつての牢獄、コンシェルジュリー。/Photo:Ayako Goto

セーヌ川を海に見立てて、川岸に白い砂を敷き占めるなどという発想そのものが何と素晴らしいことか、と最初にできたときには大いに驚き、感心した。これはドラノエ前パリ市長のお声掛りで始まった。