【銀座中毒者100人×100点】Dr.コパVol.2~日本イチ運のいい土地、銀座に暮らす

銀座8丁目に自宅ビルを構えて暮らすこと15年。この街の魅力を肌で感じているコパさんに、銀座の魅力を聞いた。

-コパさんは銀座にお住まいなんですよね。このビルはいつ建てられたんですか?

2002年にビルができました。僕は自宅として建てたんだけど、まさかここに住むとは誰もが思わず、しばらくはテナントビルだと思われていました。

-銀座という場所にはこだわりが?

銀座は、日本で一番運のいい土地なんだよ。皇居から幸せがふきあがって、その幸せが流れて大手町や新橋あたりを通って終点が銀座ということ。銀座で店をやるとか、銀座で暮らすなんていうのは、相当の馬力がないと負けちゃう。銀座で長く商売をやるのは難しい、不動産をもって商いするのは難しいけど長く暮らしたら運気は良くなるんだろうなと思いますよ。できたらみんな銀座に暮らした方がいいいよね。マンションあったら最高だと思う。

—コパさん自身は銀座に住んで何か変わりましたか?

銀座に来て変わったのは、周りの人たちの見る目です。世田谷、原宿、銀座と移って来ましたが、自分は変わらなくても周りが違うよね。例えば広告代理店の格でいうとね、銀座に来たら電博が来るようになったんだから(笑)。

-運気のよい銀座の中でも、8丁目界隈が風水的にもよいのですか?

風水的にというよりも、ここが一番好きな街なんですよ。ナンバーワンのクラブがたくさんある飲屋街なんですから。この辺には、日本で5本の指にはいる名門クラブのうちの3店があるんだから。ご近所なので、村を見て歩かないといけないので、毎日行ってますよ。ここに暮らしている訳だしね。

僕にとっては遊ぶ街というよりも暮らしている街。僕はどんなに夜中まで飲んでも歩いて帰れる。女の子たちがじゃ送って行くね〜とビルの前まで見送りに来てくれます。いい街だよね。

-銀座の女性は着物だということですが、コパさんは着物は?

著書の出版記念パーティーなど大事なときには紋付袴や着物を着ています。普段はなかなか着ることはありません。銀座の女の子が着物着て歩いてるからまあいいかなと。クラブにどのくらい多くの女性が着物を着ているかによってその店のレベルが分かるんですよ。ママや店の有名な女の子は着物を着せたらピカイチ。ドレス着てキレイというよりも、着物を着て美しいというのが重要なんです。和装が似合う子が銀座では一番なんじゃないのかな。

-今日の服はシックですね。普段ももっとカラフルでらっしゃるのかと思いました。

今日は打ち合せもあってね。でも、ラッキーカラーは毎日気にはしてますけどね。着物とか洋服は神様から見たら花なんだよね。黄色がいい年は、地球上で黄色が目立つ。まるで黄色い花が咲いたように見えるからきれいでしょ。だからその土地が幸せになる。
今年のラッキーカラーはブルーだよね。だからブルーを着ていただきたい。青い服を着ている人が増えれば、その国は幸せな花が咲いたようになりますから。

-すいません、ファッション業界ではこの秋冬はバーガンディなどの赤が流行ると言われていますが。

ああ…だめだよ(笑)。それは赤い生地が余ってんじゃないの?流行が赤だというそんな時に青をバチッと着たらいいんじゃないですか?銀座のショーウィンドーは僕が言った色を飾っていますよ。ヨーロッパでもそう。運のいい色は商品が売れるからね。「この色がいいですよ」というと必死になって集めているからね。
原宿の自宅のドアの色は毎年ラッキーカラーに塗り替えています。今年はドアの表が鮮やかなブルーで、裏側がシルバー、それにゴールドの金具を付けています。みんな色見本を持って見に来るんだよ。

—毎年のラッキーカラーと、毎日のラッキーカラー、それぞれに合うように服はたくさんの色を揃えていますか?

うん、だいたい全色あるね。クローゼットの色がすごいことになってるかもしれない。本来は明るい色を着た方が幸せになる確率は高いよね。着飾る事は大切だと思う。

—コパさんは夢やエネルギーに溢れています。今の世の中、足るを知る、といった質素が一番という風潮がありますが。

うん。地に足をつけよう!とかね…でも地に足をつけるなんてつまらない。だって浮いてるほうが楽しいもん。どうやったら楽しいか、だけを考えてるからね僕は。銀座は夢を見る街です。みんな自分を飾って、頑張っている。そういう生き方を真似てもいいじゃない?と思っています。

僕は夜な夜な銀座のクラブを徘徊して、飲んで、昼間働いて、土日は競馬場に行く(多くの優勝馬を持つ馬主でもある)、という毎日。僕にはこの暮らしが合ってるんだし、こういうために生まれて来たんだなと思いますよ。銀座の火が消えたら日本はだめになっちゃうよ。300円のビールも銀座なら付加価値がついて数千円。素晴らしいでしょ。

—夢のような街ですね。

銀座にいると、夢っていくらでも湧くよね。何でも一流のものを知ることで大きな夢が現実的になってくる。例えば銀座でてんぷら食べたら、またそれを食べられるような生活をするにはどうするか、など。どんなものでも体験して体感して、自分の身体でこなれて、実際に数字がきちんと見えて来たら夢が現実的になってくるんだよね。

僕の今の夢は、もう一件銀座でビルを建てることです。そこには、寿司、イタリアン、天ぷらなど僕が大好きな料理の一流店が各階に揃うビルで、屋上には自分のサロン。電話一本で屋上のサロンに料理を運んでもらえるようにね。弾けないグランドピアノの前で歌ったりしてね。銀行に行ってこの夢を語ったら、多分貸してくれちゃうかもしれない。昔からほらを吹いて全部実現させてきたんですから。

そういう夢を見られる街が銀座なんだよ。だから、皆が夜な夜なクラブで大きなほらを吹いている。それで頑張ろうと思う訳なんです。

Text : Eri Koizumi
Photo:Naoto Hayasaka